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【ステイヤーズＳ】ネヴァブション好状態キープ
スポニチアネックス - 2010/12/1 7:03
今週の中山メーンは師走の名物マラソン重賞「第４４回スポニチ賞ステイヤーズＳ」。７歳の古豪ネヴァブションが重賞４勝目を狙って挑む。先週はジャパンＣで無念の除外。「いい“ゾーン”に入っており、具合は先週の時点で最高だった。
その状態を今週も保てるよう厩舎は努力している」と伊藤正師は語る。
確かに北Ｃ（ダート）コースで毎週、ド迫力の動きを見せており、これが本当に７歳馬かという雰囲気だ。
天皇賞・秋（５着）でもラストは外から脚を伸ばし、健在ぶりを誇示した。使いながら体が増えているあたりも元気のいい証拠。このレースにも３、４歳馬のイキのいい馬がエントリーしているが活気という点では一歩も引かない。
中山では過去５勝。うち３勝が重賞（０７年日経賞、０９、１０年ＡＪＣ杯）と最も相性のいい競馬場だ。破ってきた相手も
マツリダゴッホ、ドリームジャーニー、マイネルキッツなど、そうそうたるもの。格で言えばずぬけた存在だ。
伊藤正師は「この後は有馬記念に行きたいんだ。そのためにも賞金を少しでも上乗せしておかなければいけない」と決意を語る。グランプリに気持ち良く向かうためにも、古豪がビシッと勝ちにいく。