10/10/28 20:14:25 P+okDQfr0
中日スポーツGⅠ手記「アン勝つ」 続き
ただ、レース当日になると周りの雰囲気が違います。
本馬場入場の際には、GⅠセレモニーもあると思うので、そこで平常心を保て
るかどうか。練習では大人しくしていても、いざ本番では油断できません。
その辺りは、昨日も書いたように、まさに「自分との戦い」です。
「東京の2000m・芝」は、どちらかと言えばトリッキーな舞台。
スタートしてコーナーまでの距離が短いので、枠の有利、不利も決して小さく
ありません。乾いた馬場なら内枠の方が分があるのは確か。出来れば内枠を、
と願います。
僕は、ダイワメジャーで06年の天皇賞・秋を勝たせてもらっています。
530㌔級の立派な男馬で、当時5歳でした。
ペルーサも500㌔級のたくましい馬格があり、スケールの大きさでは負けて
いません。
とは言っても、まだ3歳なので、成長の余地を残しています。
未知の要素、育ちゆく面を上手く引き出して、強豪に立ち向かいたいと思いま
す。
(JRA騎手・安藤勝己)