10/11/09 20:14:14 YY3Jo6Rk
【いつ読んだ】
去年図書館で流し読みしました。
【物語の舞台となってる国・時代】
敗戦直後の長崎
【あらすじ】
主人公はほぼ作者自身で若い復員兵。
外地から引き上げてきて怪我か病気の治療のために長崎の病院か収容所のような施設に身を寄せている。
その施設には原爆で孤児となった子どもたちがいて、主人公は彼らと仲良くなり、子どもたちからも兄のように慕われる。
やがて体が癒えた主人公は施設を出て帰郷することになる。
子どもたちは列車に乗って旅立つ主人公に手を振って別れる。
また会うことを約束したけれど結局その後彼らと再会することはなかった。
【覚えているエピソード】
子どもたちの中には原爆でかなり重傷の子もいて、そのうちの誰かが亡くなる話も出てきたかもしれません。
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
ハードカバーの単行本
【その他覚えている何でも】
作者が誰だったか良く覚えていませんが、かなり著名な児童文学者だったと思います。
復員して最初の思い出がその子どもたちとのことで今まで書けなかったことを書かなければという思いで書いたと
後書きか新聞のインタビューで述べていたのを読みました。