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【社会】名古屋大病院で診察ミス女性死亡 腹膜炎見落とす
名古屋大病院（名古屋市）は８日、嘔吐や腹痛を訴えて来院した７０代の女性が重い腹膜炎を発症していることに担当医が気付かず、翌日に別の病院で死亡する診察ミスがあったと発表した。
病院によると、女性は２００９年２月１０日、救急外来を訪れ受診。担当した研修医は、 便秘症による腹痛の疑いがあると判断し、かん腸処置をしたが、女性は翌１１日に自宅で意識を 失い、救急車で別の病院へ搬送され、死亡した。
名大病院の事故調査委員会は、８月にまとめた報告書で「腹部のコンピューター断層撮影（ＣＴ） などを実施し、緊急手術をしていれば助かった可能性がある」と
結論付けた。 ソース：東京新聞
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