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「これ以上、騒ぎになって欲しくない。遺憾だ」。京都市の中止会見を受けて、岩手県陸前高田市の
戸羽太市長が12日夕、プレハブの仮庁舎前で、怒りをあらわにした。
「京都の独自の判断で中止するというのは風評被害をさらに拡大する」と、明確な基準を示さないまま
中止を判断した京都市の対応を強く批判。京都市の門川大作市長側からは電話で謝罪訪問したいとの
申し出があったが、断ったという。
さらに、「京都市には陸前高田を心配してくれる人もたくさんいる。京都市は被災者をどう考えているのか。
京都市民にも迷惑がかかる話」とも語った。
当初の計画は、大分市の美術家から協力を求められた京都の「大文字保存会」が進めた。
「もう勝手にしてくれという気分。現場に足を運ばずに判断しているのは許せない」。
薪にそれぞれの思いを書いて京都に送る当初の計画を呼びかけた陸前高田市の鈴木繁治さん(66)は怒った。
当初の薪に鎮魂の祈りを込めて「絆」と書いた佐々木倉雄さん(67)は「お盆の時期にことを荒立てて
もらいたくない」と話した。
ソース
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