新・耳鼻咽喉科、位置についてat HOSP
新・耳鼻咽喉科、位置について - 暇つぶし2ch10:卵の名無しさん
11/03/08 08:26:39.37 X5t/Z29oP
一方で航空本部サイドではいかがだろう
航空本部岩宮氏の回想を中心に要点を

・ハ140を装備する二型の試作は昭和17年9月から開始されたが発動機に故障が多発して審査は進展しなかった
・この頃海軍においても彗星艦爆の性能向上型においてDB601性能向上型発動機に故障が多発したため
 空冷発動機に換装する計画があった
・これを知って航空本部岩宮少佐は川崎の土井技師にキ46-IIIが装備するキ112への換装を打診したが、
 土井技師はこれを断った
・また航空本部側でも原因貞憲少将がハ112の生産が不足している現情と、ハ140を断念すれば川崎の発動機工場が
 遊休状態となることを理由に、この構想には反対であり、更に技術関係においても、一般の空気として水冷式
 発動機を断念する気持はなかった。
 このように航空本部内の意見もまとまらなかったので、この構想は立消えの状態になっていた。
・その後、審査に直接携わる航空審査部からハ140の根本的解決は期待が薄く、対策としては発動機の換装以外に
 ないということになり、昭和十九年春、川崎にハ112への換装を提案した。
・ハ140の改善が依然として困難であった川崎では、先に航空本部担当者の提案があり、重ねて航空部からも提案が
 あったので、予備研究と変則試作を開始した。しかし、発動機の換装といえども、水冷式発動機の特徴を生かし、
 幅840粍というぎりぎりに断面積を切詰められた胴体に、直径1,220粍の空冷式発動機を装着するのは、
 簡単な作業ではなかった。
・この間に、川崎ではハ140の生産遅延により、各務原飛行場に200機の「首なし飛行機」が並ぶようになった。
 この窮状打開のため、十九年夏ごろ、岩宮少佐は再度発動機換装問題で川崎の意向を打珍したところ、
 その意を得るに至った。
・かくして十九年十月、この換装機はキ100として試作が正式に下令された。これまでに予備研究と、変則試作が
 あったために翌二十年二月一日には試験飛行が可能となった。




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