10/12/16 17:38:37 UZDTlfUd0
リニア中央新幹線 直線ルートに経済効果
フジサンケイ ビジネスアイ 12月16日(木)8時16分配信
ＪＲ東海が建設と運営を目指すリニア中央新幹線について、国の交通政策審議会小委員会は１５日、
東京－名古屋をほぼ直線で結ぶ「南アルプスルート」が、長野県側を迂回する「伊那谷ルート」に比べ、建設費用が低く経済効果が高いとする中間報告をとりまとめた。
来春、馬淵澄夫国交相に答申する。付帯意見では投資効果を高めるため大阪開業時期の前倒しを求めた。
リニア中央新幹線の駅は、東海道新幹線との乗り換えを考慮し、東京でのターミナルは品川駅、名古屋では名古屋駅、大阪では新大阪駅が想定されている。
沿線の各県に１駅ずつ設ける中間駅についても、同社が求める全額地元自治体負担ではなく、適切な費用分担に向けた協議の必要性を指摘した。
付帯意見として、ＪＲ東海が３５年後の２０４５年開業としている名古屋～大阪間について「早期開業のための具体策を検討すべきだ」として、努力を求めた。
同審議会では中間とりまとめ案に対する一般市民からの意見を公募し、来年３月までに国交相に答申する予定。
ＪＲ東海は沿線の自治体などと中間駅の設置場所に関する協議、環境影響評価実施に関する準備作業などを急ぎ、１４年度の着工を目指す。