11/11/16 15:01:36.34 7PDRqjM20
ラジウム入りの瓶 処分に数千万円、全額負担も わが家に投棄されていたら…
産経新聞 11月16日(水)7時55分配信
東京都世田谷区で相次いで発見された“出所不明”のラジウム入りの瓶の撤去や処分に、場合によっては数千万円もの費用がかかる恐れが出ている。
しかも土地・建物の所有者が全額を負担しなければならないというのだ。
もし「わが家」で見つかったら…。識者らは「国の補助などの救済策が必要だ」と訴えている。
世田谷区では、福島第1原発事故を受け、市民団体のメンバーらが線量計による計測活動を展開。
この結果、放射線量が高い場所が相次いで見つかった。
区などが調べた結果、先月14日には民家の床下から夜光塗料用とみられるラジウム入りの瓶を発見。
今月1日と15日にはスーパー駐車場などの地面から相次いで瓶を回収した。いずれも地権者には心当たりがなく、瓶は社団法人「日本アイソトープ協会」が一時的に預かっているという。
同協会によると、国内には最終処分場がないため、瓶は鉛製の容器やドラム缶に入れて密閉、コンクリートで囲まれた施設で長期保管する必要がある。
問題になってくるのはその費用だ。保管料の規定はないが、同協会は「おそらく数百万円程度にはなる」と推計。
また、最終処分場ができ、埋め立て処分をする際には「比べものにならないぐらい高額な費用がかかる恐れがある」とし、最終費用が数千万円に及ぶ可能性を示した。
しかもその費用は、「ごみの不法投棄と同じ扱いになる」(文部科学省)ため、瓶が見つかった場所の地権者が全額負担しなければならない。
瓶の所有者に支払いを求めることもできるが、その特定はほぼ不可能とみられる。
今回のケースでは、同協会が費用の積算を進めているが、地権者との交渉はまだ始まっていない。