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★野田聖子議員 子の疾患手記で明かす
米国で第三者から卵子の提供を受けて体外受精で妊娠、1月6日に長男を出産した自
民党の野田聖子衆院議員(50)が、不妊治療開始から初産までの壮絶な経験をつづっ
た「生まれた命にありがとう」(新潮社刊)を、明日25日に出版することが分かっ
た。
出産後に血の塊が見つかり、子宮摘出手術を受け、2度と子供が産めなくなったこと
を明かした上で、「私は泣きぬれた」としている。また、長男はおなかにいる間、肝臓
と心臓に疾患が見つかったが、「何があっても産み遂げる」との決意で出産に臨んだこ
とも記した。
野田氏は「子供を産み育てることの覚悟を、あらためて出産の神様は私に促してい
る」「この試練を乗り越えてでも子どもがほしいのか、子どもを持つということはそう
いう問題をも引き受ける決意を固めることなのだと」としている。長男は新生児特定集
中治療室(NICU)に入院。産後に食道閉鎖症も見つかり、母乳はチューブを通して
飲んでいる。おむつ交換などで、母子のスキンシップを取っているという。
野田氏は選択的夫婦別姓推進の立場だが、事実婚の関係だった父親の男性と婚姻届を
提出したことも明かした。男性が「子どもの父親として戸籍に名前を刻みたい」とし
て、野田姓になったという。同書は「子連れで永田町を闊歩(かっぽ)する野田聖子の
姿を見せることができた暁には、1人でも多くの女性が『私も、産みたい』と思ってく
れれば」と結ばれている。
■ソース(日刊スポーツ)
URLリンク(www.nikkansports.com)