10/09/16 10:59:05 l1YVVOPZ0
医師不足で３病院機能集約へURLﾘﾝｸ(www.nhk.or.jp)
奈良県南部の南和地域にある３つの公立病院は、医師不足が深刻になっていることから、救急医療の機能を
１つの病院に集約するなどして医療サービスを確保する方針を決めました。
五條市や吉野町よりも南にある１２の市町村にまたがる「南和地域」には、▼「県立五條病院」と▼「町立大淀病院」
それに▼「国民健康保険吉野病院」の３つの公立病院があります。
ところが、病院に勤める医師の数が平成１６年からの６年間であわせて２２人、率にしておよそ３０％減って医師不足
が深刻となり、入院が必要な地元の患者のうち半数以上が他の地域や県外の病院に入院しています。
このため、県と各市町村で協議会を設けて検討した結果、▼それぞれの病院にある救急医療の機能を１つの病院に
集約するとともに、▼長期的な療養やリハビリが必要な患者についてはほかの２つの病院で受け入れるよう役割を
再編する方針を決めました。
奈良県は、「条件によっては以前より救急搬送に時間がかかるなどの問題も考えられるが、これ以上、医療サービス
が低下するのを食い止めたい」としています。
協議会は、住民への説明会を開いた上で、来年３月までに医師の配置や運営方法をまとめることにしています。