11/08/27 19:02:07.89 sSAAP80FO
>>784
その話は私も聞いたことがあります。
私の母は結婚したものの、離婚していますから、上から二つ目のケースに当たりますね。
母の時代には母のような外科の女医だと結婚せず、生涯独身を通すケースや、結婚しても子供は作らないというケースが多かったようですね。今でもそうなのかも知れません。
母の時代には外科系の医局では特に、女性医師が結婚出産後も医局に残ること自体が難しかったようですね。
母が医学部を卒業し、医局に入局した頃には女性医師は医局に一人か二人いる程度で、女医が結婚出産後も外科医を続けるという前例そのものがなかったようですね。
そうした中で、母は結婚出産後も医局に残り、フルタイムの勤務医として臨床や研究を続け、キャリアを積んできましたが、そのためには男性医師の三倍は頑張らなければならなかったといいますね。
ただ、母は勤務医として同僚の男性医師と同等に当直や手術、研究や学会発表などもこなしてきたわけですが、そのため仕事でほとんどいつも家にはおらず、妻として、母としての役割はほとんど果たせなかったと自分でも申していましたね。
また男社会で生きているため考え方もサバサバしていて男性的で、ほとんど家に男が二人、父親が二人いるようなものだったともいえます。
夫婦が医師で、しかも内科や外科などの勤務医だとやはり夫婦共に仕事でほとんど家におらず、すれ違いの生活になりがちでしょうし、家に男が二人いるようなものなので難しいのは確かでしょうね。
うちは父は医師ではなく、とある経済官庁のキャリア官僚でしたが、キャリア官僚も多忙さという点では医師にひけは取らないので、似たようなものでしょうね。
民主党の岡田克也氏のところも奥さんが女医さんですが、夫婦が上手くいっているのは奥さんが仕事をセーブしているからかも知れませんね。
女医さんで幸せな結婚生活を送っているのは、仕事を辞めて家庭に入っているケースや、当直や夜間の呼び出しなどがあまりない比較的楽な分野を専攻しているケース、外来だけの非常勤で仕事を続けているといったケースが多いようです。
つまり、ある程度仕事をセーブして家庭を優先しているということですね。
ただ、やはり多くの女医さんはせっかく一生懸命勉強して資格を取ったわけですから、結婚して子供ができても思い切り仕事を続けたいはずですがね…