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損害保険大手NKSJホールディングスの佐藤正敏社長=写真=は読売新聞のインタビューに応じ、東日本巨大地震に伴う保険金支払いを終えた後に、傘下の損害保険ジャパンと日本興亜損害保険の合併を検討する考えを表明した。
巨大地震による保険金の請求件数は数十万件に上るとの見通しも明らかにした。
佐藤社長は、巨大地震により「経営環境は大きく変わっており、コスト削減を考えると合併を当然の選択肢として検討する必要がある」と述べた。
また、佐藤社長は「現在までに8万件強の事故報告があるが、資金は十分にあり、当面は保険金支払いに全力投球したい」とした。そのうえで、「地震で(大規模災害に備えて積み立てている)異常危険準備金の取り崩しが必要になる。
今後、準備金を積み立てていくことを考えると、コスト削減が大きな課題となる」と、合併の必要性に言及した。