11/09/13 20:08:36.69 Q5Tu7JOZ0
レスありがとう。おれさまも『無条件降伏』について、政治家がそう発言していたことは
ずっと前から知っていたが、判例については殆ど調べたことが無かった。 >>264
そういうわけでずっと前は「無条件3有条件7」とかなりテキトーなことを言ってしまったので、
その辺は撤回しようと思っている。ただ繰り返すが無条件降伏か否かよりも、
日本はソ連に対しても降伏した。その上で無条件降伏ということなら、北方領土返還論
など根本的に成り立たなくなるのではないか、という提言をする。
>>480
>479の説をとっている人はほかにいるか? いるなら、それを読みたいので
以前にも引用したが、これのリンク先は『日本は無条件降伏をし、それに伴ってヤルタ協定
に従って千島列島をソ連邦に無条件かつ合法的に引き渡された』ということになっている。
法的であれ政治的であれ、無条件降伏論に立脚するなら、北方領土返還はありえないのだ。
6.千島返還論
1956年に日本とソ連との間で結ばれた日ソ共同宣言では「引き渡し」となっており、「返還」では
ありません。返還だと、本来、日本の領土であると言う事が前提になるので、ロシアが返還を認め
ることはありえません。
>>364
>>480
>だつおは条件付き降伏論者か無条件降伏論者か どっちの立場かね?
学生時代は江藤淳の本をむさぼり読んで、江藤の説に疑念を抱くことはなかった。同時に名の
ある大物政治家が無条件降伏と発言していることも知った。本来は「条件付き降伏」であったが、
政治的に「無条件降伏」にスリカエられたのだと、今に至るまでそういうふうに理解している。
他にもアメリカの政治的圧力でスリカエられたということなら、無条件降伏論だけではなくて、
北方領土返還論や砂川事件判決についてもそのまま当てはまるものと考える。
「戦後の再検討」 日本は無条件降伏はしていない 故江藤 淳さん(昭32文)
URLリンク(www.inet-mitakai.com)
>>246はある法学的無条件降伏論者に教えていただいた内容だが、これを読むとたしかに、
奴隷化しないだの国民滅亡しないだのは意味のない空作文で、そういう観点からすれば、
無条件降伏論というのも一理はあるのだと感じた。とはいえ江藤の著作が否定かというと
そういうわけでもなくて、江藤の言うようにもともと外務省は無条件降伏ではないと声明してたが、
後になってアメリカの圧力で無条件降伏をしたということに修正を強いられている。>>448
>「ポツダム宣言に違反した事項があるその場合に、政府としては権利として交渉する
>ことはできません」(昭和25年02月06日、衆議員予算委員会 吉田総理大臣答弁)
このように『無条件降伏』とは、戦後になって押し付けられた政治用語ではあるが、
それならそれで無条件降伏論で通せばよかったものを、北方領土問題ではこれまた
アメリカの圧力がかかって、無条件降伏はしたが領土割譲は認めないなどという、
支離滅裂な横車が押されて日ソ合意も潰えてしまった。
(昔)
日本が無条件降伏をしたというのは、アメリカの謀略で政治的にデッチあげられたものだ。
(今)
無条件降伏をしたということなら北方領土返還を口にするな。逆に北方領土返還に拘るのであれば、
まず日本は無条件降伏をしていないことを内外へ向かって証明しろ。