11/09/18 23:57:58.67 C+U7oCKV0
>234
>一説では100万近く餓死者がでたのが数十年おきですよ。こんな時代他にないですよ。
だから、総人口の推移のことを考えなさいってば。
鎌倉以前の人口が数百万くらいしかいなかった時代と、三千万の人口を擁する江戸期とを
同じ基準で比べようってのがそもそもの間違いです。
>諸藩は金銭的に苦しい。だから金を作る為に商品作物を奨励した。
>もしくは飢饉がおきて食料が減ったら、 米価が上がって米が買えなくなってやっぱり餓死。
飢饉が起きて米が不作だったときに、換金作物がちゃんと収穫できれば
そのお金で他所から米を買うことも出来るでしょ。
リスクを分散する手法としても、山がちな国で水田のための広い面積を
確保できない地域にも生計の手段を図るための手法としても有益です。
>米が高かったときに東北の不毛のところでまで米作をしたことで、寒冷化で頻発する飢饉。
で、その東北では江戸期以前にどれだけの人口を養っていて、
飢饉はどのくらいの規模・頻度で起こっていたんですか?
どうもあまりしっかりした記録が残っていないように思うのですが。
>勝手に気軽に税を重くするのが当たり前だったんですよ。
特異な例を出して全体を推し量ろうという乱暴な手法です。
それこそ「おにぎり食べたい」といって餓死した老人のニュースをもって
「日本は餓死者が続出している」というミスリードをするのに似ています。
>他国から奪うで何が悪いんですが、西洋はそれで発展しました、日本も戦国時代それで発展を遂げました。
それでオッケーなのであれば徳川時代を通じて戦乱が絶えず、人口も増えないままだったの
ではないでしょうかね。
戦国期に増えた人口なんて、それこそ「微増」と言って良いレベルですよ。
>そもそも戦争とは巨大な消費であり、経済活動でしょ。
>参勤交代はよいが戦争は駄目というのは理解できませんな。
合意の元に行われる経済行動と、強盗とを一緒に並べるようなモノですね。
「活発な経済とは金を回すことだ」とはいいましたが、泥棒をしてその金を使って
消費するのが善であるなどと申し上げた覚えはありませんよ。
>そして地方の民衆から吸い上げたものを。江戸や街道筋の民衆が吸うのが妥当だと?
>地方の富を搾取しているだけではないか。
おや、あなたは戦争によって他者から食糧を奪うのを奨励していたのではなかったのですか?
合法的な搾取はダメで、暴力的な収奪はオーケーというのはよく分からない基準ですね。
>東北で大飢饉で藩によっては人口が半減したところもあるのに、江戸では白米が普通に食べられていた。
で、そういった地域の藩が自国民を飢えさせて米を換金していたというのはどこから出た話ですか?
飢饉の時にはもっぱら他領から米を買って自国の領民に食わせていたという記録の方が多いのですが。