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マッカーサーは太平洋戦争について「自衛戦争」だったなんて言ってない。
言ったと主張している渡部昇一や小堀圭一郎などといったトンデモさんたちが、
毎度お馴染みのデマをばらまいているだけ。
彼らが主張しているのは1951年5月3日のアメリカ上院軍事・外交合同委員会聴聞会での
マッカーサーの発言だが、これは朝鮮戦争における経済封鎖の有用性について彼の考えを
述べたもので、要は国連軍が優位になるためには圧力を掛けることが戦略として必要で、
太平洋戦争でも開戦前に行った経済制裁による圧力で、日本軍が暴走したことを例示して
中国にも同様の戦略を採るべきだと主張しただけのこと。以下はその時の発言原文。
They feared that if those supplies were cut off, there would be 10 to 12 million people unoccupied in Japan.
Their purpose, therefore, in going to war was largely dictated by security.
渡部昇一や小堀圭一郎などといったトンデモさんたちは、この「security」を「安全保障」と訳し、
あたかも自衛のために開戦したと言っている様に印象操作しているだけです。