11/05/31 19:50:18.01 mE9vvH0gP
>>690(つづき)
かれは椅子をさしあげたまま前と同様に窓の近くに私をひざまずかせました。
もし椅子が下がったり窓枠に触れたりしたら、彼はやってきてなぐったでしょう。
階下へおりて行けと言われるまで、一時間程これが続きました。私は完全に疲れ切っていて
歩くことができませんでした。私のあとからついてくるスパイの一人の助けを受けてさえ
やっとのことで床を這えるだけでした。私は立ち上がって階下行こうと試みました。
私の力は階段の最初の一段で尽きてしまい、階段の下までころがり落ちました。
そして再び意識を失いました。(つづく)