謎の女王卑弥呼は誰か?邪馬台国問題に終止符!57at HISTORY
謎の女王卑弥呼は誰か?邪馬台国問題に終止符!57 - 暇つぶし2ch753:唐松山 ◆V0F34EbmQA
11/07/23 17:49:40.85
URLリンク(m-repo.lib.meiji.ac.jp)
古墳出現前後における畿内型甕形土器の西方拡散に関する研究 佐々木 憲 一
岩永(1989)は,古墳出現前後の時期に畿内など外来系の土器が福岡・早良・糸島平野で爆
発的に増加することに関して,次のように述べた。「外来系器種の増加とともに在地系器種の
消滅ないし個体数減少が起こっている。転入者がF地区[福岡・早良・糸島平野(引用者注,
以下同じ)]在来の集団中で土器製作に従事していることはIlb~IIIa期[この議論の対象の
IIIb期の前,Ilb期は以下に筆者が依拠する久住猛雄(1999a)編年のIb期,岩永IIIa期は
久住Ila期に概ね相当する]と変わらないが,さらに進んで,その転入者に伴って持ち込まれ
た土器作りに関するもろもろの情報が,在来の集団中の土器製作者に既に広く共有され,在
来の人間も外来系の土器を確実に製作し始めていると考えられる(下線は引用者による)。」つ
まり,古墳出現期には福岡・早良・糸島平野で外来(この場合は畿内)の土器が在地で大々的
に模倣製作されている現象を既に看破しているのである。
 高橋浩二(1995)はこの時期の加賀,能登越中を対象とし,庄内系土器や東海系土器などが
北陸各地域へ一様に波及する庄内式新段階と,布留系甕の波及・受容によって土器組成に不均
等性が生じた布留式古段階という2つの画期を見出し,定形化した古墳は第2の画期で出現す
るとした。
 また纒向遺跡と佐紀遺跡に近接して大和古墳群と佐紀盾列古墳群が広がることから,「その
[古墳群の]築造とあい前後する時期の隣接集落が,政権中枢のありかたと無関係に存在す
ることは考え難い。

続く


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