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昭和東北大飢饉
'昭和東北大飢饉、(しょうわとうほくだいききん)とは、1930年(昭和5年)から
1934年(昭和9年)にかけて、東北地方を中心に度々発生した飢饉である。
昭和東北大凶作。近代史ではあまり知られていないが石原莞爾をはじめ、東北出身の軍人が
国民の窮乏をみかね、満州事変を起こすきっかけとなった、自然災害である。
やませの発生による冷害を主因とする東北の凶作は、昭和時代まで多発したが、明治時代以降でも
1872年、1902年、1905年、1910年、1913年、1921年、1931年、1933年と連続的に発生した。
1933年から1935年にかけて発生した飢饉は、日本史上最後の飢饉といわれている。
また、このことに伴い東北では身売りや欠食児童が続出した。
世界恐慌からはじまるブロック経済もあいまって、満州事変につながる理由の一つである。