10/12/02 05:23:03
>>572
敵が攻めてきてロープや滑車を破壊されても門戸は閉まる。開かなくなるだけ。城の防御の観点からは
その部分がむき出しだろうと弱点にはならないよ。にもかかわらず、日本の城郭では落とし格子を
導入する意味がないわけだ。
>>573
城門はその構造に関わらず必要な時だけ開く。観音開きなら門番の兵数人がその場にいて開閉するから、
間者や捕虜の侵入脱出のし易さには関係ない。むしろ落とし格子は>>208で書かれていうように捕虜が
脱出してるんだろ。その場に城兵がいない形状だから逃げられるんだよ。
>>574
水利や治水には水を遮断するという目的を達成するため当然ながら格子にはせず板で遮断する。
城門では城内からの狙撃のために門の上部を透かしの形状にする場合があるが、城兵の体を
守るために下には板を貼る。水門では逆に下部を透かしにする必要があるから、狙撃しにくく
城兵の体を守ることもできず、防御には不適切。
人の出入りを遮断する役にしか立たないが、門扉が格子だと防御力を削ぐことになるから攻め手は
そこを集中的に突き破ろうとしかねない。城兵側の行動をも削ぐ水周りをわざわざ両兵力集中場所に
設定するのは城設計から言えばナンセンス。陸から水に漬かった敵を攻撃すればワンサイドゲームに
なるが、その場合には日本の城郭で採用されているように水路の奥の陸に通常の門を設置し、水路に
障害物を落とすだけでいい。落とし格子を城内外の仕切りとするのはナンセンス。