11/02/13 03:18:49
リトアニア語の方言には今も「(互いに)結婚する」の意味でスラブ語からの借用語
ženytis なる動詞があり、現代語の辞書にはまず載っていないが、口語で使う分には
若い人にも十分通じる。
俺は実際にカウナス滞在中に仲が良くなった女性に何回か Kada mudu ženysivos?
「僕たち、いつ結婚するの?」と言ったことがある。
彼女は大抵笑いながら Mudu greitai nesiženysiva. 「すぐには結婚しないでしょ」
などとはぐらかしていたが、ここでもやはり ženytis は男女とも使えることが分かる。
(その動詞形は語尾の人称変化形に現代語では使用されない双数形を使っているので、
このリトアニア語表現は日本人にはすぐ理解できない)
これはその借用元になった(白)ロシア語で男女とも使えたからに他ならない。
また俺が何度か書き込みにも使用しているスロベニア語でも ženiti se から派生した
名詞 ženitev はロシア語の женитьба 「嫁とり」とは異なり、一般に「結婚」
(男女双方から見た)の意味で広く使う。(クロアチア語 ženidba も同じ)
大した内容の書き込みも出来ないボケが知ったかぶりしてスラング垂れ流して、
「おまえこんなのも知らないのか?」などと威張るとか基地外そのもの。正に知らぬが仏。