11/11/05 22:43:49.37 P46Z+6Vq
>>86
新規参入者への措置はある程度必要だと思う。
というのも、「市場の失敗」の主要因として、権利移転に関する交渉に関する労力、費用、時間などの「取引費用が大きい」ことがあげられ、これに対する合理的な規制、許認可、税制への政策介入は、社会的余剰を最大化する上で経済学的に有効とされている。
市場の失敗に対する介入は、自由主義の観点からいっても矛盾することはないと考える。
農地法改正自体は、ちょうど麻生政権石破農水相の頃のもので、今のみんなの党と同じく、
減反政策の見直しと米価下落分に対する所得補償も打ち出していたが、結局民主党の個別所得補償にやられちゃった。
今の減反政策を見直さずに耕作放棄地の減少を進めるのは、アクセルとブレーキを同時に踏むようなものだから、そこら辺も合わせて一体的に推し進めなければ、十分機能しないだろうね。