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異例の議長入閣 江田氏周辺に波紋「首相の不見識とともに追及する」
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江田五月前参院議長が、14日発足の菅再改造内閣で法相に就任したことで、
与野党に波紋が広がっている。議長経験者の入閣は異例で、「国権の最高機関」
の長である「議長」の権威失墜につながりかねないとの懸念があるためだ。
参両院事務局によると、参院議長経験者の入閣は初めてで、衆院でも失言問題
で辞任に追い込まれた中村梅吉氏(自民党)が1973年に法相に就任して
以降、例がない。
野党は、江田議長当時の国会運営への不満から強く反発。特に自民党は昨年6月、
「強硬な国会運営」を理由に提出した江田議長不信任決議案を、江田氏が閉幕日
に本会議を開かないという異例の措置で廃案にした経緯もあって「史上最低の
議長だった。任命権者の菅直人首相の不見識とともに追及する」(脇雅史参院
国対委員長)と憤る。
衆参両院議長経験者の去就では、衆院議長経験者の坂田道太氏(自民党)が1989年
、退陣する竹下登首相の後継を打診されたが「最高機関の長だった者がやるわけ
にはいかない」と固辞した例などがあり、最近の国会では「閣僚など論外」(国会関係者)
との認識が広がっている。