10/12/28 20:07:51 cmX4AD9v
>>163
郵政民営化が必要だった理由。それは端的にいえば、民営化をしなければ
「郵政」収益の柱である「郵便貯金」や「簡易保険」の破綻が必至だったからだ。
以前は、郵便貯金は財政投融資という仕組みのなかで「ミルク補給」されて支えられていた。
ごくごく簡単に、この仕組みを説明するとこうだ。郵便貯金から年間数十兆円ほどが大蔵省に
預託される。この資金を大蔵省は特殊法人などに投資・融資するのだが、その際、大蔵省は
普通の金利よりも特別に高い金利を課していた。なぜか。郵便貯金に大蔵省から直接
「ミルク補給」するとバレてしまうから、特殊法人に高い金利を払わせることで「ミルク補給」をしていたのである。
この高い金利を払う特殊法人は大変だが、そこは税金を投入して埋めていた。
この仕組みによって、郵貯も、天下りの温床である特殊法人も温存されてきたのである。
かつて郵政は独立採算で成立していると盛んにいわれたが、それはこの仕組みが働いて
いたからであった。
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