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2001年03月10日
「 省庁は『再編』していない 」
『Voice』 2001年4月号
竹中平蔵・櫻井よしこ連載対談 目を覚ませ、日本人 第4回
櫻井:クリントン政権は日本が望むような温情主義で、銀行は潰さないように日本に求めてきました。
アメリカにパニックを及ぼさないためのもので、あくまでもアメリカの利益に合致したものでした
なんとなく優しい政権のような印象を日本人はもっていたと思います。
竹中:まさに日本のガバナンス(統治)の根底が問われるということです。
私は一度、サマーズ(前財務長官)に「内需拡大をしろと圧力をかけておきながら、
その結果として日本の財政の持続性がなくなっているという事実をどう考えるのか」と聞いたことがあるのですが
彼は簡単に言い放ちました。“The most important thing first”つまり、アメリカにとっていちばん重要な政策を第一に主張し
あとは知らんよ、ということなのです。これが外圧の本質です。
ブッシュさんのように自立しなさいと言ってくれるほうがよほどいい。