11/01/06 18:35:45 jEvzpOtB
基礎年金の財源が足りない。そこで野田財務相と馬淵国交相が会談し、
国交省が所管する独立行政法人の鉄建機構(鉄道建設・運輸施設整備支援
機構)の利益余剰金1兆2000億円を年金財源の穴埋めに当てる事に合意
した、と各紙が一斉に報じた。
この余剰資金はすでに昨年9月に会計検査院が指摘し、国庫に返納すべき
だとしていた。しかし国交省が会計検査院の忠告などで自らの予算を手放す
はずはない。返納されずにやり過ごされた。
それが年末の予算編成の大詰め段階で、年金の財源不足が明らかになって
慌てた財務省が、格下の国交省に迫ったのだ。
野田財務相が下っ端の馬淵国交相に吐き出せと命じたのだ。
しかも埋蔵金はそれだけではない。
当時の新聞を読み直してみると、鉄建機構の余剰金1.2兆円のほかにも
あった。
外為資金特別会計から3兆円、財政投融資特別会計の余剰金から0.9兆円、
日銀・日本競馬協会の納付金などで2超円、合わせて7.1兆円の税外収入が
平成23年度予算案の歳入に計上された、と報じられた。
やっぱり埋蔵金はあったのである。そしておそらくまだ、まだあるに違い
ない。