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■買収容疑で自民党県議逮捕
▼会社役員も 十数人に食事、酒
県警捜査2課と福井署は15日、10日に行われた県議選福井市選挙区で3選を果たした
県議の谷口忠応容疑者(65)(福井市金屋町)と、支持者の会社役員末定清二容疑者(70)(同市安田町)を
公職選挙法違反(供応買収)の疑いで逮捕した。谷口容疑者は大筋で容疑を認めているという。
発表によると、両容疑者は共謀し、今年2月10日夜、同市内の飲食店で、
選挙区内の有権者十数人の男女に投票と投票の取りまとめを依頼。
その見返りとして、1人あたり数千円分の食事や酒を提供した疑い。
谷口容疑者は、2003年4月の県議選で初当選。土木警察常任委員会委員長などを歴任した。
今回の県議選では自民党公認で立候補し、7979票を獲得した。
現職県議の逮捕は、2000年の旧上志比村長選で立候補した弟への票の取りまとめを依頼した県議が、
同年に公職選挙法違反容疑で逮捕されて以来。
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
■自民党県議逮捕に支持者「裏切られた」 投開票から5日目、大きな衝撃
「信じていたのに裏切られた」「飲み食いさせて票を増やしたのか」―。
現職県議の谷口忠応容疑者(65)が逮捕された15日、投開票日からわずか5日目の強制捜査に当選の余韻は吹っ飛び、
支持者や有権者の間には大きな衝撃が走った。
少数激戦となった福井市選挙区で、同容疑者は2007年の前回県議選から1200票余り票を上積みしただけに、
当選直後からいぶかる声も一部で出ていた。
福井市議から2003年の県議選で初当選した谷口容疑者は、
2期目の前回選挙では6763票で定数12人中12位で薄氷の勝利だった。
「(谷口容疑者から)『今回はもっと頑張らなければ厳しい』と言われた」と振り返るのは、
県議選に初めて出馬したときから後援会で応援してきた男性(79)。
接待を受けたとされる数人の自宅に投票日の10日朝、県警の捜査員が訪れたと近所の人から聞いた。
しかし「道路補修などを頼めば仕事をしてくれる議員だった。不正をするはずがない」と信じられない様子だった。
ふたを開けてみれば7979票を獲得し、8位で3選を決めた。
逮捕の一報を聞いた男性は「一生懸命応援したのに信じられない。
(投票した)8千人を裏切るなんて」と怒りを抑えきれない口調で話した。
谷口容疑者の家族から「今回は特に厳しい選挙だから」と支援を頼まれたという近所の男性(37)は
「今思うと焦っていたのか。容疑が本当なら議員を辞めるしかない」。
ある選挙関係者は「今回極端に得票が増え、有権者に飲み食いさせていたといううわさは耳にしていた」といぶかった。
前回の苦戦に加え、今回の福井市選挙区は谷口容疑者を含む現職11人、元職2人、女性新人2人の
計15人が12の椅子を争う激戦だった。
“前哨戦”が繰り広げられる中、同容疑者は告示2週間前から
「(当選は)私と元職、新人の5人の争い。いかに他の4人の票を食うかが戦略」と公言していた。(後略)
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