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2011年4月14日 朝日新聞 朝刊10版23面
河口の重い橋 500㍍流される 土木学会など調査
土木学会など3学会の合同調査団は、東日本大震災の被災状況
の速報を発表した。青森~福島各県の21市町村で、鉄道や道路、
港湾設備などの土木構造物のほか、ライフラインや市街地の被災
状況を調べた。
橋の調査では、河口部の重い橋が津波で落ち、500~300
㍍も上流側に流された例が見つかり、橋の津波対策が課題として
浮上した。
地震よりも津波被害が大きく、調査メンバーは「津波による横
や下方向からの力に対する安全性はあまり考えてこなかった。検
討課題として、詳しく調査したい」と話した。
地震の4日後までに主な国道が開通したが、流通は3週間以上
も停滞した。「物流センターが被害が大きい港湾地区に集中して
いた。施設配置の検討が必要」と分析した。
調査結果を復興計画立案に役立てたいとしている。
(斎藤義浩)