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ダム湖や干拓池などの閉鎖水域が、農地から流入する肥料により
富栄養化し、殺虫剤や除草剤の流入で生物が死滅するために屁泥
化して水源地を汚染して、漁業被害や生活被害を拡大してしまう
問題につき、まず、溶存酸素の増加に、水面を大気に接触させる
総面積を増やす造波設備が有効であるようだ。
勿論、閉鎖水域に肥料成分が到達する前に、排水路や河川に草を
生やして肥料成分を吸収させ固定化する方法も有効である。
そのためには、河川に流入する除草剤を削減する必要があるので、
除草に生物(牛、猪、山羊、鴨、田螺、昆虫等)を活用する方法
や、排水路に除草剤や殺虫剤を中和無毒化する機能を設置すると
いう方法が有効である。このような除草生物の生存のためには、
殺虫剤の不使用や無毒化も必要となるだろう。
諫早湾干拓地の調整池の水質汚濁の状況は、このような配慮など
が認められず、入植者は、諫早湾干拓地で農業を継続する資質や
資格が無いものと認められる。
費用対効果の観点から、農業者と漁業者とを分断した縦割行政の
弊害も見られるが、まず、共生の自覚が欠如している。