11/04/12 23:50:06.13 aNjKSdoG
外国人参政権付与反対の請願採決 山形市議会で否決まらず審議終了
山形新聞、平成22年3月20日。
山形市議会は3月定例会最終日の平成22年3月19日、永住外国人への地方参政権付与に反対する請願について採決を行った。
「賛成」「反対」とも可否の基準となる過半数とならなかったため、請願は事実上の「廃案」となった。
可否が決まらないまま審議が終了するのは、同議会では戦後初めてのケースという。
採決は、斎藤淳一議長と退席の市議1人を除く32議員の無記名投票で行った。
4議員が用紙を投票箱に入れずに持ち帰ったとみられ、投票総数は28票。
賛成12票、反対（白票、無効票を含む）16票で、ともに投票出席議員数の32の過半数とならなかった。
会期中に議決に至らなかった案件は、次の会期に審議を継続しない地方自治法の「会期不継続の原則」に基づき、請願の審議は「採択」「不採択」いずれにも決しないまま、終了した。
山形市議会での投票に先立ち、請願の賛成討論を行った後藤誠一市議（新翔会）は議会終了後、
「残念以外の何物でもない」と不満を語り、用紙を投票箱に入れなかった市議のl人は「重要な問題であり、早急に結論を出すべきでないと判断した」と理由を明かした。
永住外国人への地方参政権付与をめぐっては、県議会のほか、
天童市、米沢市、朝日町、高島町、飯旦町の各議会が反対の意見書提出案を3月定例会や昨年の12月定例会で可決している。