10/09/02 01:32:31 OX89BuGR
「オレは政局の人間と思われてるが、政策の話は大好きなんだ。どんな質問が効果的かな」
政策班の1人が「首相が菅のままだったら、離党しようかと思います」と思い詰めたように語ると、小沢は「フフフッ」と笑った。
小沢の戦闘意欲も増している。
この日、民主党議員らが意識したのは2人が発表した政策などではない。双方の総決起集会の数だった。
午前11時、衆院第2議員会館の会議室で開かれた小沢の総決起集会には125人が出席した。廊下で出番を待つ小沢に、参院議員会長の輿石(こしいし)東(あずま)が駆け寄り、がっちり握手した。
菅の総決起集会は午後5時から。直前まで選対事務総長の鉢呂吉雄らは電話をかけまくった。「あまり少ないと大変」(鉢呂)だからだ。
出席は114人。鉢呂は「(出席しなかった)閣僚たちには公務もある。国民の支持率は7、8割もある」と声を張り上げた。
双方の集会に現れた議員は少なくとも3人いた。偵察なのか、迷いなのか…。
両陣営の間では、熾(し)烈(れつ)な情報戦も始まった。
「菅陣営はしょせん風頼み。こっちが勝つぞ」
「某幹部が1人300万円配っているらしい」
「小沢の集会に出た若手にも『菅と書く』と確約したやつがいる」
対立は修復不可能だ。 =敬称略
(榊原智)
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