10/07/11 12:52:05 ft1DFhM9
勝間和代(経済評論家)×高橋洋一(嘉悦大学教授)vol.1
「ギリシャ危機、次は日本が危ないは本当か」
URLリンク(gendai.ismedia.jp)
高橋:それに反論することもできる。
90兆円のうち、すぐ償還に必要ない金額を10兆円くらい調達し、それを歳出に乗せ、その分国債発行額が増えている。
国際基準では新規国債発行額は、ストックの数字のネットの増分が新規発行額になる。
日本はそうなっていません。それは会計を操作していて国際基準じゃないからです。
私の経験を言えば、国債を国際基準で計算し直すとき、いつも国際機関の人から日本は違うといわれ、
これはこうすれば同じになりますよ、といわなくてはいけなかった。
日本は特殊に新規発行額を増やすような会計操作をしています。
それは特別会計にお金を入れるために余分に国債を発行するためですよ。
そういった会計操作を、マスコミの人はそれを知らない。
勝間:知らずに鵜呑みにして言っている。
高橋:国債費のうち償還費はいくらですかと記者の人に質問しても、いままで答えられた人はいません。
国債費っていうのは利払費と債務償還費のふたつから成り立っている。
実は利払費だけがネットの増分になって、その分だけが新規発行額になるんです。
それを日本は利払費と債務償還費の両方を入れている。
だから新規発行額を国際比較するといつも日本は過大に出ます。
こんなのすべて増税をしたい財政当局の情報操作ですよ。
それに何もしらないマスコミが乗っかっているだけです。