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とちぎ参院選終盤情勢 本社世論調査 簗瀬氏やや優位 激しく迫る上野氏 必死に追い上げる荒木氏
小池氏は苦しい戦い
(7月7日 05:00)
下野新聞社は4日から6日までの3日間にわたって世論調査を行い、取材も加味して参院選栃木選挙区(改選数1)の
終盤情勢を探った。民主党現職の簗瀬進氏(60)がやや優位に立ち、自民党新人の上野通子氏(52)がこれに激しく迫り、
みんなの党新人の荒木大樹氏(39)が必死に追い上げている。共産党新人の小池一徳氏(49)は苦しい戦い。
ただ調査時点で3割弱が態度を決めておらず、情勢はなお予断を許さない。
3選を目指す簗瀬氏は知名度の高さを生かして各年代から安定した支持を獲得。連合栃木の全面支援も受けており、
民主党支持層の7割強を固めた。ただ無党派層の支持は1割強と伸び悩んでいる。
地域別では芳賀郡市での支持獲得が4割強と目立っている。苦戦していた県北部でも2割台に乗せた。
一方序盤で強さをみせた地元宇都宮市など県央部では、支持率が3割強とやや下がっている。
上野氏は自民党県議を中心に選対がフル稼働し、簗瀬氏を猛追している。自民党支持層の8割強を固め、
公明党支持層にも着々と支持を広げている。
「唯一の女性候補」などのアピールが奏功し、女性の支持は他候補をリード。簗瀬氏と地盤が競合する県央部で支持率が
上昇しており、3割弱に達している。足利・佐野、日光・鹿沼地区でも支持を伸ばし、それらの地区では簗瀬氏を上回っている。
県北部や小山・栃木地区では伸びていない。
荒木氏は街頭演説中心の活動で消費税増税反対を強くアピール。みんなの党支持層の7割弱に浸透し、20~40代で高い
支持を得ている。ただターゲットの無党派層は支持が2割に届いていない。
渡辺喜美党代表の地元県北部では3割強と最も高い支持を得ているが、それ以外の地区では2割未満となっている。
国政選挙3度目の挑戦の小池氏は、消費税増税反対を訴えているが、共産党支持層以外に広がりを欠き、苦しい戦いが続いている。