10/07/17 11:11:07 oFt1lLtQ
多くのメディアは日本の政治史についておおよそ次のような認識であることが多い
「55年体制の社会党は非現実的なことをいって何も実現できなかった」、と
確かに、社会党が当時掲げた政策のほとんどは実行されなかった
(野党なんだから当たり前だとも思うのだが)
が、彼らがいなければ、先にも述べた日本の福祉制度は出来上がっていただろうか?
そして、戦後65年間自衛隊が戦争することなく過ごせただろうか?
もう一度言うが、日本の政治の「今」は、
与党と野党の抗争の末生まれたものなのだ(それは時として、まったく意図されざるものとなることもある)
与党にならなきゃ意味がない、というような昨今の風潮は、
民主政治における野党の意義をまったく理解していない、
うすっぺらな民主主義観と言わざるを得ない