11/01/09 20:51:36 U9Yn2/N40
「まあ、4年も経てばアブラも酸化するしなあ、まあ、火を通すからOKだよね」なんて一人で納得して
気にもとめず、そのまま使い続けました。 大学も卒業間近になって、ようやくそのサラダオイルも無く
なりそうになってきて、缶を大きく傾けなければ油が出ないようになってきました。 ある日、缶の口か
ら油と一緒につぶ餡の小倉の皮のようなものが2~3枚出てきました。 「ゴミでも入ってたかなあ」な
どどと軽く考えていたのですが、次の日もまた次の日もアブラを出すたびにつぶ餡の皮がどんどん出て
きます。 不信に思った私は、意を決して、サラダ油の缶の蓋全体を缶きりでキコキコと開けたのです。
その瞬間、目に飛び込んできたものは… 百匹はいるであろう大小のゴキブリの大群。 まだ、半分くら
いは息がある様子でウヨウヨとうごめいていました。 そう、私が使用していたサラダオイルの缶は4年
の間にゴキブリの巣と化していたのです。 そして、つぶ餡の皮はゴキブリの死骸からもげた羽だったの
です。