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2010年5月22日
経産省難色、困難に 中部大阪商取・関西商取合併
石油や金の先物取引をしている中部大阪商品取引所(名古屋市)の単独での存続が困難になり、関西商品取引所(大阪市)と合併協議を進めていたが、経済産業省が難色を示し、合併が困難な情勢になっていることが21日、分かった。
中部大阪商取は来年1月をめどに解散し、その機能は国内最大の商品取引所である東京工業品取引所に集約される可能性が濃厚になっている。
関係者によると、中部大阪商取と関西商取の理事長同士が今年2月ごろから、中部大阪商取の解散を前提に、合併の協議を開始し、一時は有力になった。
関西商取は合併したうえで、最終的に大阪証券取引所と提携し、商品も証券化も取り扱う「総合取引所」の構想を描いていた。
しかし、経済産業省はこの合併構想に「商品先物市場の機能は東京に集約すべきだ」と否定的な見解を示した。
これに対し、関西商取の岡本安明理事長は「大阪は先物発祥の地であり、東京だけでなく、ローカル市場も必要だ」と経産省側に主張しているが、理解は得られていない。
すでに中部大阪商取から関西商取に「合併は困難になってきた」との見解が伝えられているという。
こういう考えが官僚にある限り、すべてのものは東京に集まる。