11/05/11 18:40:47.15 g0Nd0GBI
関西の過剰な自尊心の源は間違いなく「畿内」という単語にあると思う。
この過度な自意識が50Hz地帯全域、東海北陸、西日本の各地域から敬遠される要因。
「皇室」「公家」が関西の地方文化に過ぎず、鎌倉時代以降に形骸化した現実とのギャップ。
これが近隣諸地域との違和感を生み出す源泉であろう。
何も皇族方の権威を貶める意図はない。
ただ関西以外の地方は幕府、藩など二元的な独自文化を有するという事だ。
例えば関東にとっては江戸300年の繁栄、徳川15代の権威。
これが関西人の畿内意識と酷似している。
東北など50Hz地帯全域も、この事に起因する自尊心から関西を軽視する。
大和が武蔵に明確な敗北を喫した関が原以降、連綿と続く優越感なのだ。
一方、西日本は明治維新の主催者としての自負が強い。
東海北陸も戦国時代の三傑を輩出し、時代の覇者との自負心を持つ。
要するに「国造り」の自負心は各地方毎に形を変えて存在する。
だから「畿内」の中心意識は関西独自の地方文化に過ぎない。
この勘違いが摩擦を引起こす要因。
関西人が嫌われる要因は一つの事実を切り出して全てに拡大解釈する姿勢であろう。
関東人や東北人が京都に行くと二条城で徳川の権勢に胸を張る。
関西支配の象徴、50Hz地帯の人間の優秀性を誇示する。
それもまた歴史の一事実。