11/06/24 21:45:12.19 oB/qj/Hv
この板の住人なら知っているとは思うが、遺族年金の制度には男女差がある。
遺族年金とは、被保険者が死亡した場合に、死亡した者によって生計を維持されていた者に年金が支払われるというもので、
簡単に言ってしまえば、働いていた夫が死亡した場合に、遺された妻と子供に毎月お金が支払われるというものだ。
そして、こいつの問題は「生計を維持されていた者」が夫の場合、年金は支給されないことだ。
つまり、専業主婦の生活は保障してくれるのに、専業主夫の生活は保障してくれないのだ。
これを即座に男性差別だなどと言うつもりもないが、
この制度は男は仕事、女は家事という旧来の夫婦関係をまったく肯定してしまっている。
男女共同参画は女性の社会進出の後押しばかりをしようとするが、男性が家庭に入る後押しもしなければならないのではないだろうか。
働かざるを得ない男と働かなくてもいい女が対等な関係になどなるはずがない。