11/02/08 17:28:43 jmUX9C8h
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メディアの地殻変動とネットが揺るがす“消費社会の夢”
ただしテレビにはもう1点、注目すべき特徴がある。それは女性のテレビ回帰が
進んでいることである。ここ数年女性のテレビ視聴時間は、概ね増加傾向にあ
る。これに対して男性は、60歳代以上の高齢者を除き、テレビの視聴時間が減
少傾向となっている。
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2010年における40歳代以下の女性のテレビ視聴時間は、同世代の男性と比較し
て1.4箸キ1.6倍も長くなっている。
最近のテレビは、女性向けメディアとしての性格を強めている。各放送局の
番組編成を見ても、男性視聴者が好むプロ野球中継やJリーグ中継などが大幅に
減少し、女性向けドラマや女性向けアイドルの露出が増えているのである。
...
テレビが提示する“豊かな消費生活”はある意味、夢(バーチャル)の世界
である。現実(リアル)の世界は、必ずしも「消費=幸福」とはなっていない。
これに対してネットは、消費に対してニュートラルだ。ネットの世界には
「消費=幸福」というポジティブなイメージだけでなく、「消費=無駄」とい
うネガティブなイメージも少なからず存在する。そういう意味でネットは、現
実(リアル)の世界とパラレルの位置付けになっている。つまり消費社会の共
同幻想に関して言えば、テレビがバーチャルで、ネットがリアルというアイロ
ニカルな構図が成立するのである。
※つまり、日本コカコーラが作った例のCMは確信犯という事