10/04/23 17:41:46 Lt0Lad3H
「女性らの供述、あいまいで信用できない」痴漢で逮捕された男性に無罪判決
スーパーマーケットで女性客3人に触ったとして、経済産業省九州経済産業局に勤める福岡市の
男性(36)が福岡県迷惑防止条例違反(痴漢行為)の罪に問われた事件の判決公判が22日、
福岡簡裁であり、田川晃義裁判官(末松宏之裁判官代読)は「被害者の供述を全面的に
信用することができない」として無罪(求刑罰金30万円)を言い渡した。男性は2007年に
県警に逮捕された当時から一貫して否認していたという。
男性については、07年7月14日午前1時20分ごろの数分間に、福岡市中央区のスーパー店内で、
すれ違った女性3人の尻などを手で触ったとして、福岡区検が簡裁に起訴していた。当時男性は
酒を飲んだ後だったという。
裁判では、女性3人の法廷での供述の信用性が争点となった。判決は、店の防犯カメラの映像と、
3人の捜査段階と法廷での供述を比べ、多くの矛盾点があると指摘。一人については映像を
見た後に、映像での進行経路に合う形で供述を変えている、とした。
そのうえで「供述の不合理、不自然な変遷、記憶の不確かさに起因する供述のあいまいさ、
食い違いがあることは明らかだ」として、女性側の供述の信用性を否定。「犯行を認定するに足りる
証拠がない」と結論づけた。
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