11/09/28 00:22:32.30 BYHQdKpY
ショックだなー。プラトンの『饗宴』を読む度にあの子と結ばれなかった過去を反芻する。
精神よりは肉による愛は、少年が成長してしまうやいなやその少年と過去に交わした
約束のすべて捨てて彼を捨てる。
それは多くの民に批判される処であるが、愛者(ファイデラスティア)の行為においては
民は受け入れる。その行いがたとえ常軌を逸していても神にすら許されるのである。
愛者は彼の魂を愛しており、肉より精神であり、たとえ彼の容貌が他より劣っていようと
…その性格を愛しておりそれは一時的な愛ではなくより永遠に続く種類の愛であり…
彼は永遠に愛することを想定している。
僕は、永遠に愛することを想定していた。それが嘘でない証拠に今も好きなのである。
僕は彼の肉体などは求めていなかった。彼の性格を愛し、彼の魂の働きを眺めていた。