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松田聖子をはぢめて見たとき、歌わまあまあだけど、こんなチンケなルックスぢゃ、カワイソーだけどまず売れないわネ、と思った。
ところがっ、ワタシの予想に反して、聖子わその年の高校球児の人気アイドルNo.1に輝き、アレヨアレヨという間に、スターダムにのし上がっていった。
デビュー当時、ニッポン放送で、平凡出版提供の「パンチ・パンチ・パンチ」という番組に、パンチガールの1人として出演していた松田聖子。
最初わ他のコ達と一緒にずけずけとしゃべくっていたのに、売れるやいなや、ブリッコ口調にヘンシ~ン、他のパンチガールやワタシの怒りを買う。
あきれかえるほどのブリッコと、ちっこい一重の目を、途中でわざとらしい二重に整形するズーズーしさ(デビュー前にやっとけ)わ、世のオンナ達から憎まれたものだが、
いくら周りでヤイノヤイノ言おうと、聖子わモノともせず、整形した目をパチパチとしばたたかせるだけであった。
一方の中森明菜を最初に見たのわ、聖子のデビューから2年後、その年の新人紹介の番組だったと思う。
5人くらいいる新人アイドルの中で、「スローモーション」を歌う明菜わ、一番かわいかった。しかし、いかんせん愛想がワルイ。
アンタ本当にスキでデビューしたんかいッ?と聞きたくなるようなふてくされた態度であった。
んがっ、芸能界の法則1「顔がかわいきゃ、どのよーな欠点があろうと、必ずヒットする」わ彼女にも例外無く適用され、
2曲目の「少女A」が、明菜の愛嬌の無い雰囲気とバッチリ噛み合って、大ヒット。カラオケ・バーに行けば、
必ず誰かが歌い、しまいにゃテープが伸びてしまった程だ。
そして、すでにデビューしていた聖子と共に、歌謡界の2強アイドルとなるのであった。
聖子と明菜わ、たしか学年で4つ違い。ワタシわちょうど、ふたりの間の歳に当たる。
ナマイキで顔がかわいく、歌いっぷりの良い明菜がワタシわスキだった。
一方O脚ブリッコの聖子わ大キライだった