11/02/26 02:41:24.40
メガネフェイスで本屋の英語コーナーをはしごするウジ虫君。
『メガネの奥の強い気持ちマケナイ』 ヒイィ~~カッケェ~お前カッケェ~WwwWWww
ある日のこと、そこにウジ虫君が現れた。本屋だ。
メガネの奥の鋭い視線を飛ばし、英語コーナーへ直行するウジ虫君。
英検からtoeicへと眼球を素早く交互に運ぶ。サッサッ サッサッ サッサッサ サッサッサッサ
まるでボールとゴールを交互に視界に捉えシュートを狙うサッカー選手だ。
サッサ ッサッサ ッサッササ サササ ササササ サッサササッサ
自陣と相手陣の詰みを読むプロ棋士のようだ。
サッサ サッサ サッサ
ウジ虫君が何かに興味を示した。 一冊の本を手に取り、素早く目を通す。そうだ素早く読む必要がある。
なぜならトイックには時間的余裕がないからだ。一瞬の気の緩みが死を招く。
普段から素早い動きを身につける必要がある。 サッサ サッサ サッサッサ
ペロペロ サッサ ペロペロ 瞬く間に本の中盤に差し掛かる。 サッサ ペノペノ サッサ サッササササ
高速で本を棚に戻し、二冊目の本に目を通すウジ虫君。メガネの奥の目は本気だ。瞳には火柱が轟轟と燃えたぎっている。
そしてウジ虫君は一通り棚にある本を舐め回すように見ると、満足した顔で出口へ向かう。
高速だ。早歩きだ。シュルウーーーー シュルウーーーーー サッサ サッサ