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また、2000年代前半の低金利が住宅バブルの原因として批判されているが、これはテイラーだけでなく、ベックワースがかねてより唱えているほか、
ここで紹介したように、ECBの研究者による実証報告もなされている。ただ、これがミスであるとしても、そうしたミスがこれほどの事態を招くというのは、
金融政策が実はかなりシビアな状況に置かれていることの証左でもあるように思われる
ここね。金融政策にバブル抑制まで委ねるのは無理。それはデフレ選好につながる。
URLリンク(reflation-jp.net)
「複数の政策目標を達成するにはそれと同数の手段が必要」とするティンバーゲンの定理にしたがうと、物価と金融システムのふたつを同時に安定させようとするなら、
政策手段もふたつ必要になる。この議論では、中央銀行の金融政策よりも、監督当局による規制を整備すべきだという意見がありえる。しかし、なんらかの金融安定化
の指標を金融政策の目標として組み込むべきだという意見もある。「これは国際決済銀行(BIS)のエコノミストや白川方明日銀総裁の見解に近い」と若田部氏は言う。