10/12/15 13:32:48 TfeqbmLa
ノビーのブログ
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ここでDSGEモデルを使って、正社員の首を切る事の正当性を主張しているが
c = a×n・・・(1) n=c/aとなる。消費=労働生産性・雇用
「wを賃金」とし、「μ=a/wを企業のマークアップ率(利潤率)」
n=1/(1+μ)・・・(2) 雇用=1/(1+マークアップ率)
μが利潤最大化条件を満たすようなn*が自然失業率である。したがって、マークアップ(利潤率)が高いほど(すなわち労働生産性が高いほど、
賃金原資が低く抑えられるほどマークアップ率がデカクなり)分母はデカくなるので雇用は減る。
また第i期の消費をci、所得をyi、労働生産性をai(i=1,2)、金利をrとする。
そして第1期の需要は第2期の所得からforward-lookingに決まるので、均衡条件は
c1=y2/(1+r)
成長率をg=(a2/a1)-1とすると、
y2=a1n+g*a1n
y2=(1+g)a1n
これに前の2つの式を代入すると、
(1+r) (1+μ) c1 = (1+g) a1
利子率・利潤率・消費 = 成長率・労働生産性
ここで均衡を成立させるr*が自然利子率である。
成長率gが上がると(他の条件を一定とすれば)r*も上がるので、インフレを防ぐために利上げが必要だ。