10/12/13 23:07:05 wf8BblGZ
供給が変化しない状態でのハイパーインフレモデルをゲーム論で考えてみた
インフレ率が大きく変動すると考えられる閾値
1、インフレ率が0を超える時
時間と共に通貨の価値が増加>減少 と転じる値
デフレ>クリーピング・インフレへと変化する。
2、比較的長期保有が可能な財の減損率 < インフレ率 になる場合
通貨を自動車、家電、住宅等に変えた方が合理的になる値。
但し土地その物や証券によるキャピタルゲインは税制によって得られないとする。
モデルで採用するとしたら、土地を含めない一般的な建築物の減価償却を採用
この時点でバブルが発生する。
3、長期保有不可能な消費財の減損率 < インフレ率 になる場合
給料貰ったら出来る限り早く食料等の生活必需品に変える必要がある場合。
モデルで採用する場合、米の減価率を採用。
この時点で低いギャロッピング・インフレ(10%~50%程度、上の50%という数字は根拠無し)になっている。
4、インフレ率が予測困難な増加率を見せる場合
インフレ率が予想困難な事により、信用取引が難しくなる。
金融機関も企業間の取引も、およそ予想できる上の値+リスク分 例えば 30%~60%のインフレ率が予想できれば
60%+念の為分20% で80%のインフレ率を予想した取引しか行わなくなる。
こうして多くの人が取引を通してインフレ率を加速させる為、インフレ率が極端に加速していく
この状態は高いギャロッピング・インフレ
5、年率13000%を超えるインフレ率
言わずと知れたハイパーインフレ。4の状態が加速しもはや通貨としての機能が失われた状態。
こうなると国際的な為替取引市場から追い出され、それによりインフレ率は天へと突き抜ける。
この5つの段階でモデルを作ってみようと思うけどどうおもう?