10/12/09 01:06:46 hL1Hx0B6
>>249
Thank you.
紹介いただいたURLを見ると
「2008年8月以降、Fedはそのバランスシートの規模を約1兆ドル分だけ拡大させてきた。
それに伴い、Fedがバランスシート上で保有する資産(そのうちのほとんどが不動産担保証券(mortgage-backed securitie)で占められている。」
という記述があるのだけれど、不動産担保証券って要するにサブプライムローンでしょ?
2008/8にアメリカの金融機関は連鎖的に倒産する筈だった所をFedがサブプライムローンを大量に引き受けたのでそれを回避できた。
結果、FedのBSは1兆ドルも拡大してしまった。
幸い日本の金融機関はそこまで大量にサブプライムローンを買い込んでなかったので、日銀は市場において上記のような大規模な財政出動を必要としなかった。
アメリカと日本では少々事情が違うからそのまま当てはまるとは考えにくい。勿論参考にはなると思うけれど...
「中央銀行がリスク資産を大規模に買い入れる」という方向性は正しいと思うし、個人的にベイズの定理+グラフ理論で分析した結果とも合致する。
問題は規模だけじゃないだろうか?Fedみたいに約1兆ドル分は明らかに買いすぎだからね。(^_^)