11/06/11 19:38:26.10
「福島第一原発の安全装置ECCS(非常用炉心冷却装置)は
8年前に外されていた」原口氏が衝撃の告発
なぜ「最後の砦」を取ったのか
これまで当局の発表は「どんなことがあっても原発は安全です」というものでした。
佐賀大学元学長の上原先生が指摘しているように、蒸発系の冷却システムがあれば、電源喪失しても
蒸気が出ている限り巡回するので安全だったんです。ところが4月3日、私が東電に直接行って、
「冷却系の蒸気系のシステムがどこにあるか?」と聞くと、担当者は「ないんです」と言うんです。
原子力安全委員会の議事録を読むと、平成15年の自民党政権の時代に、
ECCS(非常用炉心冷却装置)の中の冷却系の蒸発システムが取り外されていたんです。
なぜ、そんなことをしたんでしょうか。「ベントするから大丈夫」というんです。
皆さんご存知のように、ベントは放射能を原子炉から出すことですが、
「放射能を出すから、安全冷却システムがいらないんだ」という理屈だったようです。
これは全く理解できません。安全装置を取り外さなかったら、このような大災害は起きなかったのではないでしょうか。
少なくとも福島第一原発の冷却システムは全て取り外していることが分かりました。
なぜ原子力安全委員会は「最後の砦」を取ったのか、他の原発はどうなっているのかを今、調査しているところです。
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