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「黒い雨」で複数がんか 広島の被爆者で確認
広島の爆心地から4・1キロ離れた地点で被爆した女性(92)が、「黒い雨14 件」などの放射性降下物による残留放射線の影響で複数のがんを患ったとみられる
ことが、鎌田七男広島大名誉教授(放射線生物学)らの調査で8日分かった。
長崎市で同日開かれた「原子爆弾後障害研究会」で発表。染色体異常率などから、女性の被ばく線量を爆心地から1・5キロの地点での直接被爆に匹敵すると推定した。
原爆症の認定をめぐり国が敗れた大阪高裁判決は、被ばく線量算定について「放射性降下物や内部被ばくの可能性を考慮すべきだ」と指摘している。
国は4月から、積極認定の範囲14 件を「爆心地から3・5キロ」などと拡大。
鎌田名誉教授は「新基準から漏れる被爆者にも残留放射線が深刻な健康被害を及ぼした可能性が高い」としている。
女性は放射性降下物が多かった広島市古田町(当時)の自宅で出産後まもなく被爆、2週間を過ごした。80歳を過ぎてから肺や胃、大腸にがんを患い手術を受け
たほか、骨髄機能の異常もみられるようになった。
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