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「黒い雨」の範囲、詳しく解析へ コンピューターで再現
広島市は9日、原爆投下直後に降った放射性物質を含む「黒い雨」の範囲をコンピューターで詳しく
解析するため、2010年度から2年がかりで気象シミュレーションを実施することを決めた。
同様の取り組みは約20年ぶりという。
08年に市が行った被爆者らへの大規模アンケートの解析で、黒い雨の範囲は従来の2倍以上だった可能性も
出ており、国の援護対象拡大を求める住民や市にとって新たな材料にする狙いがある。
前回は、市や県が1988年に設置した専門家会議が実施。
「降雨地域は、国が援護対象とする『健康診断特例区域』(大雨地域)とほぼ同じ」などとする
結果を91年にまとめたが、気象学者らは「きのこ雲の高さや爆発で発生した放射性物質の量の設定に
問題がある」と指摘していた。
今回はこれらの条件設定に加え、投下日の気象や火災の煙の動きといった細かい入力データを専門家と協議。
2年目は海外の研究者にも参加を呼び掛け、それぞれの推定結果を基に11年度末までに結論を出す予定。
URLリンク(www.47news.jp)
広島の「黒い雨」範囲2倍超か 被爆者調査で判明
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