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「核実験博物館」
中には「核爆発の威力が体験できる」というアトラクションさながらの展示もあり、
被爆の悲惨な実態を知る日本とアメリカの核兵器をめぐる考え方の違いが浮き彫りとなっています。
日本に関連したものは、広島、長崎に投下された原爆については「核爆弾の使用こそが犠牲者を最小限に抑えて、
戦争を終わらせる方法だと結論付けられた結果、2つの核爆弾が軍事産業の拠点に対して落とされた」といった言及がされています。
核兵器がアメリカの発展と世界の平和にいかに貢献したのかを誇らしげに主張する展示で大部分が占められていますが、
その中でも博物館の目玉と言われているのが劇場です。
核爆弾の威力を体験できるようにと椅子が揺れ、前方からは空気が出る仕組みになっています。
映像にあわせて振動する椅子、大音量の爆発音、噴き出す風・・・。
「グラウンドゼロ」と名付けられたこのコーナーはスクリーンに映るおぞましい映像を除けば、まるで遊園地の体験アトラクションです。
こうしたショッキングな内容があるにもかかわらず、博物館の展示は中立的ですばらしいという反応が目立ちました。
「とてもよい展示だと思います。核の歴史は私たちの歴史の一部ですし、全ての人が見るべきだと思います」
「すばらしい博物館だと思います。核実験を支持している人と反対している人との双方の見方がわかるようになっていますから」
「(グラウンドゼロは)とってもかっこよかったわ! 動いて椅子が揺れて、まるで爆発の現場にいるみたいだったもの。すごいわ!」
キノコ雲を扱った商品がずらりと並んでいる他、広島と長崎に落とされた原爆のキーホルダーまでもが売られているのです。
「(Qなぜあのような土産物を?)アメリカ人は時として恐ろしい出来事をジョークにする傾向があります。
こうした博物館が造られたという事実は核兵器をめぐる日本とアメリカとの根本的な考え方の違いが長い時間を経た今も
何も変わっていないという現実を象徴していると言えそうです。
平和といえば、やっぱりピース!
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